【家族信託コラム】40〜50代への「暮らしづくり」提案
- 2025.10.02
- お知らせ ブログ
- セカンドライフファイナンシャルプランナーライフプランリノベーション不動産売却介護増改築工事実家家族信託相続空き家問題老後要介護要支援認知症資産凍結資産管理高齢の親高齢化社会

こんにちは、セルコホームBP(ビジネスパートナー)本部、店舗開発担当です。
工務店やハウスメーカーの私たちが、シニアマーケットを拡大していくためにも知っておきたい「認知症対策としての家族信託」。
今回は、「40〜50代への”暮らしづくり”提案」というテーマでお届けします。
■ 暮らしが変わる40〜50代
人生の転機にさしかかる40〜50代。
この世代は、目立った動きは少ないように見えて、実は「暮らしの構造そのもの」が大きく変化するタイミングです。
例えば子どもは高校や大学へ進学し、塾代や学費といった教育費がかかってきます。
子どもが大きくなってきたことで、パートナーとの関係性の再構築期となる方も。
両親とは実家をどうしていくか、二世帯にするのか、相続後はどうするのか、墓じまいは検討するのかといった話にもなります。
親の介護費用を負担されている方も少なくありません。
また、住まいも築20〜30年経って、リフォームや修繕などの必要性が出てきます。
40〜50代の方からは、「誰かに相談したいけれど、誰に相談していいかわからない」といったお声を聞くことも多いもの。
これこそが、ハウスメーカー、工務店にとってのチャンスになるのです。
■ 暮らしに選択肢を
40〜50代は、介護や相続、実家の空き家化への不安、ローンや教育費など、暮らし全体にまつわる多層的な悩みが広がっています。
特に最近、社会問題になっているのが「認知症による不動産や金融資産の凍結」。
親が認知症を発症してしまうと、親名義の住まいは売却や建て替えといった大きな判断ができなくなってしまいます。
実家を売って介護施設の費用にあてることも、老朽化した家を修繕することもできず、子世代が「どうすることもできない」状況に追い込まれるケースは、年々増えています。
だからこそ、親が元気なうちに、「誰が、どの資産を、どう管理していくのか」を明確にしておくことが重要です。
その選択肢のひとつが「家族信託」であり、私たち工務店がその存在を知っておくことが、お客様の「暮らしを守る提案」につながっていきます。
■相談される工務店へ
40〜50代の方は、親や子どものことを優先しがちで、自分自身の暮らしや将来に関する悩みを後回しにしてしまうことも。
だからこそ、
「実家のこと、どうしていますか?」
「教育費とリフォーム、どうバランスを取りますか?」
そして、「もし親が認知症になったら、住まいや資産の管理はどうしますか?」
といった、暮らしの変化や不安に寄り添う問いかけが、この世代には強く響きます。
この数年、士業やファイナンシャルプランナーと連携し、こうした40〜50代の不安に寄り添うセミナーや相談会が日本各地で徐々に増えつつあります。
こうしたテーマでのセミナーや相談会は、新規の集客だけでなく、引き渡し後のOB顧客への再アプローチとしても非常に有効です。
また、有益な情報を発信し信頼を重ねることで、リフォームの受注や、ご家族・ご友人からの紹介につながったケースもあります。
お客様との関係が、一度きりではなく、「継続的なご縁」へと発展しているのです。
セルコホームでは、今後も工務店経営の新しい可能性をひらく情報を発信してまいります。
SNSでの情報発信のコツや、イベント・セミナーの開催アドバイス等もしておりますので、関心のある方はぜひお気軽にお声がけください。
(以上、セルコホーム店舗開発メールマガジンより抜粋)
このようなセルコホームの取組みについて、もっと知りたいという方は、お気軽にセルコホームまでご連絡をください。
<< セルコホーム公式HP >>こちらから是非、ご覧ください。
セルコホームでは、全国でセルコホームの住宅を扱う加盟店を募集しております。ご興味のある方は、ビジネスパートナー本部店舗開発HP、または、お気軽に資料請求をご依頼下さい。
- 前の記事
【経営コラム】売上につながる集客のコツ! 2025.09.25
- 次の記事
記事がありません