【経営コラム】ベテラン社員の健康が鍵!戦略的な経営投資とは?
- 2024.07.08
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こんにちは、セルコホームBP(ビジネスパートナー)本部、店舗開発担当です。
本日は、「 経営のコラム 」をお届けします。
ベテラン社員の健康が企業の未来を左右する!戦略的な経営投資、「 健康経営 」についてお届けします。
■ ベテラン社員の健康が企業の今を左右する
少子高齢社会の日本。どの業界も人手不足・人材不足となっており、今後も従業員の高齢化が進んでいきます。
そこで気になるのが、ベテラン社員の「 健康リスク 」です。
プレゼンティーズム( presenteeism )という言葉があります。
これは、「 会社に出社はしているものの、心身の不調のために生産性が低下している状態 」のこと。
個人のパフォーマンスが悪化すれば、チームにも影響し、組織全体の生産性も低下します。
つまり、従業員の高齢化が進み健康リスクが高まると、このプレゼンティーズムによって経営が悪化する可能性があるということです。
その対策として注目されているのが「 健康経営 」なのです。
■ 健康経営とは?
健康経営とは、従業員の健康管理を「 戦略的な経営投資 」と捉える考え方です。
複数の基準をクリアすると、国に「 健康経営優良法人 」として認められ、企業のイメージアップにつながります。
2016年度に始まったこの取組は、5年後にあたる2021年度には 12,255 もの中小企業が認定を受け、5年で 38.5倍 に。
今年もその数が増え、非常に注目されていることが伺えます。
では、具体的にどのようなアクションが必要なのでしょうか?
■ 具体的な取り組みとは?
健康経営の具体的な取り組みとして、以下のようなものがあります。
・ 定期健康診断の徹底
・ ストレスチェックの実施
・ 長時間労働対策
・ 検査、治療時の補助
・ 受動喫煙への対策
・ 管理職、従業員への健康増進に関する教育.
このほかにも、従業員が楽しんで参加できるような「 健康チャレンジキャンペーン 」などを実施し、啓蒙活動をしている企業も。
自動販売機に健康飲料を置いたり、社内にランニングマシンなどを設置する会社もあるようです。
■ メリットとデメリット
では、健康経営を導入するメリットとデメリットをみていきましょう。
< メリット >
・ 生産性の向上に繋がる
・ 病気による欠勤や退職を防げる
・ 医療費が削減できる
・ 企業のイメージが良くなる
・ 採用力の強化につながる
< デメリット >
・ システムを導入すると費用がかかる
・ 社員の理解が得られない場合がある
・ 短期的な効果が出にくい
このようにデメリットもありますが、既に取り組んでいる企業からは「 アイディア一つでほとんどコストのかからない取り組みを作り出せる。 」との声も。(参考:経済産業省 健康経営優良法人2021 中小規模法人部門 取り組み事例集より)
また、自治体によっては、健康経営に取り組むとインセンティブが与えられたり、銀行融資の金利優遇があるケースもあります。
今後ますますベテラン社員が中核になっていく日本。より「 健康経営 」が注目され、活発化していきそうですね。
さて、こうした経営の話をきっかけに「 売上を上げて、利益を残す仕組みを整えたい 」「 経営を改善したい 」という企業が増えています。セルコホームでは、そういった課題をお持ちの企業へのバックアップ体制を整えています。
少しでも気になる企業の方は、お気軽に資料請求をご依頼下さい。
こうした情報が、御社のビジネスのヒントに繋がれば幸いです。
(以上、セルコホーム店舗開発メールマガジンより抜粋)
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