こんにちは、セルコホームBP（ビジネスパートナー）本部、店舗開発担当です。

本日は、お金のコラムをお届けします。

日本銀行は2024年3月に、マイナス金利政策の解除を発表しました。

変動金利を選んでいる方は「　これからどんどん金利が上がるのでは？　」と考える方も多いでしょう。

そんなときに考えるのが「　住宅ローンの借り換え　」。

今回はそんな「　借り換え　」についてお伝えしていきます。

■ 住宅ローンの借り換えとはどんな仕組み？

新たなローンを借りて、返済中の住宅ローンを一括返済するのが住宅ローンの「　借り換え　」。

現在の金利よりも低い金利に借り換えることができれば、金利差の分、総支払額を減らすことができます。

住宅ローンの金利には 3種類 あります。

・　変動金利型
・　固定金利型
・　固定期間選択型

2024年5月に、多くの金融機関で固定金利が引き上げとなりました。

マイナス金利が解除された影響で、今後変動金利も上昇していく可能性があります。

経済の先行きが分からず、物価上昇も続いている現在。

「　さらなる金利上昇が不安・・・ 」と感じる方もいらっしゃるでしょう。

では、実際に借り換えをする際のメリット・デメリットはどのようなものなのでしょうか。

■ 住宅ローンの借り換えのメリット・デメリット

住宅ローンの借り換えの最大のメリットは、返済総額を減らせることといえます。

また、より保障が充実した団体信用生命保険（団信）に変更できる場合がある点もメリットです。

もちろんデメリットも発生します。

住宅ローンの借り換えでは、現在の住宅ローンの完済等手続き・新規住宅ローンの手続き・登記手続きを行う必要があります。

これらには、手数料や保証料、印紙代などが発生します。

手数料の総額の目安は、借入金額にもよりますが、おおよそ 30万円～100万円 といわれています。

トータルでどれほどのメリットが生まれるのかを検討する必要があるでしょう。

また、住宅ローンの借り換えで 恩恵を受けられる一般的な目安は、

・　残高が 1,000万円 以上

・　返済期間が残り 10年 以上

・　借り換え前後の金利差が 1% 以上あること

といわれています。

これらの条件のいずれにも当てはまらない場合、金額的なメリットがなくなる可能性もあるため注意が必要です。

■ 借り換えができないパターン

住宅ローンの借り換えは、必ずできるとは限りません。

・　健康状態に問題がある

・　収入が減少した

・　不安定な職業になった

・　信用情報機関に延滞情報等が掲載された

などの理由で、金融機関に断られてしまう場合があります。

現在はWEBで 仮審査 を受けられる銀行も多くあります。

適期かどうか迷ったら、信頼できる金融機関の窓口に相談するのも大切ですね。

■ 「お金の専門家」をパートナーに

さて、今回は「　住宅ローンの借り換え　」についてお届けしました。

こうした住宅ローンに関するお話を、私たちハウスメーカーや工務店がお客様に伝えていくのはもちろん大事なことといえます。

しかし、ただでさえ人手不足の建築業界。

「　リソース不足　」「　本業に注力しにくい　」といった課題もあるでしょう。

また、ファイナンシャルプランナーと組んだイベントは、集客に繋がります。総合展示場のイベントとしても人気です。

例えば、自社のOB客向けの感謝祭だったり、現場見学会のイベントの一つに加えても良いでしょう。

自社のイベントだけでは集客が弱い時に、付属の企画として実施すると、お客様にも好評をいただけます。

セルコホームにも、社内に優秀なファイナンシャルプランナーが在籍しています。

「ファイナンシャルプランナーと組んでセミナーやイベントを開催してみたい」「どんな切り口でイベントを開催すれば良いのかを知りたい」といった方、ぜひセルコホームまでお気軽にお問い合わせください。

少しでも気になる企業の方は、お気軽に資料請求をご依頼下さい。

こうした情報が、御社のビジネスのヒントに繋がれば幸いです。

（以上、セルコホーム店舗開発メールマガジンより抜粋）