【家族信託コラム】人生100年時代!住まいと資産を守る提案とは

こんにちは、セルコホームBP(ビジネスパートナー)本部、店舗開発担当です。
工務店やハウスメーカーの私たちが、シニアマーケットを拡大していくためにも知っておきたい「認知症対策としての家族信託」。
今回は、「人生100年時代!住まいと資産を守る提案とは?」というテーマでお届けします。
■ 人生100年時代の悩み
人生100年時代と言われている昨今。
親世代が80代・90代まで元気に暮らすことも、もはや珍しくありません。
そうなると、「親の住まい」や「資産管理」について、思っている以上に長期的な視点が求められます。
40〜50代のお客様からは、こんな声がよく聞かれます。
・実家の老朽化が心配、でも親は「まだ大丈夫」と言う
・いざという時に、家の売却や介護費用の準備ができるか不安
・相続のことを話すと、家族の空気が重くなってしまう
このような声に共通するのは、「お金と住まいの将来がつながっている」ということ。
ここにこそ、私たち住宅業界が関われる、新たな「価値提案」のチャンスがあります。
■ 家の未来を「今」考える
高齢の親御さんが所有する住宅をリフォーム・建て替える場合。
親御さん世代も、その子どもたち世代(40〜50代)にも、「名義はそのままでいいのか?」「認知症になったらどうするのか?」といった不安を潜在的に抱えているケースは少なくありません。
そんなとき、ハウスメーカーや工務店の私たちから、こんな一言があればどうでしょうか。
「この家、将来どなたが“管理”していく予定ですか?」
こうした投げかけは、これからの「ライフプラン」を考えるきっかけになります。
特に、40代以上からの「ミドル世代のライフプラン」「シニアライフプラン」を考える上で、昨今注目を集めているのが「家族信託」という制度です。
「家族信託」とは、親が元気なうちに「将来の管理を託す人」を決めておくこと。
名義変更なしでも、将来のリフォーム・売却・賃貸などをスムーズに行えるようにする仕組みです。
・親が認知症になっても、工事や売却ができる
・家族の間で「どうしたいか」を共有できる
・相続発生前から安心して家の未来を家族で設計できる
こうした背景から、住宅の相談を受ける私たちにとっても、「家族信託の視点」を持つことは信頼につながる武器になるのです。
■建てるだけで終わらない関係へ
お客様が心の奥で求めているのは、「家をどう直すか」ではなく、 「この家と家族を、どう守りながら暮らしていくか」という安心です。
そこで、私たちハウスメーカーや工務店は、以下のようなことを専門家と一緒に取り組むことで「価値提供」ができます。
・シニア世代の住まいとお金の“将来設計”を一緒に考える
・「家族信託」をやわらかく伝え、選択肢を提供する
・専門家と連携し、お客様の信頼と安心をサポートする
これは、住宅業界ができる「新しいライフプラン支援」の形です。
今後ますます、親世代の住まいや財産の管理についての相談は増えていきます。
ミドル世代やシニア世代のライフプランの入り口として、「家」という身近な存在から声をかけられる私たちだからこそ、 お客様にとっての大きな安心を届けられるのです。
セルコホームでも、ファイナンシャルプランナーや専門家と組んだセミナーやイベントなどを行っており、集客や営業にも繋がっています。
こうしたイベントを開催したいと考えている方や、セミナーなどを検討している方は、お気軽にセルコホームまでお声がけください。
(以上、セルコホーム店舗開発メールマガジンより抜粋)
このようなセルコホームの取組みについて、もっと知りたいという方は、お気軽にセルコホームまでご連絡をください。
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