【お金のコラム】「リバースモーゲージ」のメリット・デメリットとは?
- 2024.05.30
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こんにちは、セルコホームBP(ビジネスパートナー)本部、店舗開発担当です。
今回は、お金のコラムをお届けします。
「 リバースモーゲージ 」の 仕組みやメリット・デメリットについてお伝えしていきます。
■ リバースモーゲージとは?
人生100年時代と言われる昨今。
高齢化や長寿化が進み、老後の生活に対する不安が高まっています。
こうした不安を解決する方法の1つとして注目されているのが、「 リバースモーゲージ 」です。
「 リバースモーゲージ 」とは、
自宅や土地を担保にして金融機関から融資を受ける、シニア向けのローンです。
契約者が亡くなった際は、自宅の売却などによって元金の返済をおこなうことになります。
老後を迎えると変化していく生活スタイル。
・ 家の老朽化が進んだため、リフォームをしたい
・ 自身の高齢化により、設備の入れ替えやバリアフリー化をしたい
・ 子供たちが独立したので、現在の家族構成に合った広さの家に住みたい
などなど、希望する方も多いでしょう。
・ 年金暮らしだが、今の家を売却してちょうどいい広さの家に住み替えたい
・ 老後のために預貯金は残しておきたい
といった70代ご夫婦も、「 リバースモーゲージ 」を活用し住み替えを実現したケースがあります。
■ メリット・デメリットは?
「 リバースモーゲージ 」はシニア層にとって魅力的なローン。ですがもちろん、メリットもデメリットもあります。
まずは、メリットから見ていきましょう。
< メリット >
・ 自宅に住み続けながら資金を調達できる
・ 高齢でも融資が受けられる
・ 月々の支払いは利息分のみ
・ 使用用途が広い
通常の住宅ローンでは、「 自分が住むための家の取得 」として使用用途が限定されます。
一方、「リバースモーゲージ」では、老人ホームの入居一時金として利用したり、自宅のリフォーム費用や生活資金に充てたりなど、 使用用途が広い のが特徴です。
続いて、デメリットを確認してみましょう。
〈 デメリット 〉
・ 金利上昇、不動産価値下落リスクがある
・ 契約者、同居家族、相続人に制約がある
・ 長生きリスクがある
ここでのポイントは、長生きすると「 リバースモーゲージで借りたお金だけでは足りなくなる 」といった可能性が出てくるということ。
契約するときに寿命を予測するのは難しいですよね。
「 リバースモーゲージ 」だけに頼りすぎず、貯蓄をしておくことも大切ですね。
■ どんな人におすすめ?
では、どのような人が「 リバースモーゲージ 」の利用に適しているのでしょうか?
まず不動産を所有していることは大前提として、
・ 定年後も残っている住宅ローンの返済がつらい方
・ 相続人にご自宅等の不動産を残す必要がない方
・ 最終的に老人ホームに入ると決めているが、資金の都合がつかない方
このような方におすすめなのが、「 リバースモーゲージ 」です。
仕組みがややわかりにくく、金融機関によって条件が異なる点には注意が必要ですが、老後の不安を解決する1つの魅力的なサービスと言えるでしょう。
労働年齢、年金の受給開始年齢が共に引き上げられ、少子高齢化がますます加速する日本。
物価の上昇もあいまって、老後の不安やお金への関心は今後ますます高まっていきます。
こういった状況下で、住宅業界でも「 住宅とお金 」にまつわるセミナーやイベントでの集客事例が増えてきており、セミナー開催がきっかけで、リフォームの案件に繋がったというケースもあります。
セルコホームでも、支店によってはファイナンシャルプランナー等とセミナーや相談会を開催し、集客や営業に繋がっています。
こうしたセミナーやイベントを開催したいと考えている方や、もっと詳しい話をききたいという方。優秀なファイナンシャルプランナーを探しているという方。
少しでも気になる方はお気軽に資料請求をご依頼下さい。
こうした情報が、御社のビジネスのヒントに繋がれば幸いです。
(以上、セルコホーム店舗開発メールマガジンより抜粋)
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