【お金のコラム】マイナス金利解除!高まるライフプランニングの重要性
- 2024.04.11
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こんにちは、セルコホームBP(ビジネスパートナー)本部、店舗開発担当です。
本日は、お金のコラムをお届けします。
先月、日本銀行は「マイナス金利政策」の解除を決定しました。
住宅ローンを借りている方、これから借りようとする方の中には、不安に思う方もいらっしゃることでしょう。
そういった方に安心をお届けできる「 ライフプランニング 」についてお伝えしていきます。
■ マイナス金利政策、解除
2016年に導入されたマイナス金利政策。
これは簡単に言えば「金融機関が積極的に世の中にお金を貸し出すことができるようにする」という政策。
経済活性化を目的とし、企業の融資や、住宅ローンなどの借り入れがしやすくなりました。
そして昨今、日本では物価上昇と、それに伴った賃金の上昇が続いています。
これを受け、日本銀行は経済好循環の見通しを立て、3月19日にマイナス金利政策の解除を発表しました。
これから先の未来は、金利が上がっていく見込みです。
そこで多くの人が気になるのが「 住宅ローン 」への影響ではないでしょうか。
■ 住宅ローンは長期スパン
多くの方は、住宅ローンの金利を「 固定型 」ではなく「 変動型 」で借りています。
留意したいのはこの「 変動型 」を選んでいる方々、もしくは選択しようと思っている方々です。
変動型の金利が「今すぐ」に上がるということはないようですが、長期的にはその可能性はあります。
住宅ローンは20年、30年以上といった長期スパンで組むことが多いもの。
例えば、3500万円を35年ローンで借り入れた方がいるとしましょう。
その場合、金利が0.1%上昇すると、返済総額は約70万円ほど増えてしまいます。
その分、収入が上がっていれば問題はありませんが、未来のことはどうなるかわかりません。
そういったリスクを考えながら住宅ローンを決めていくツールとして、「 ライフプランニング 」は益々重要性を帯びていくと考えられるのではないでしょうか。
■ 人生の設計図
ライフプランニングとは、人生の設計図のようなもの。
引越しや転職、結婚、出産、住宅購入、定年退職、介護、老後などのライフイベントを考えて、その価値観の洗い出しをし、実現するための資金的な計画を作ることです。
ライフプランニングでは、
「 将来的に住宅ローン金利があがっても大丈夫か?ライフプランは問題ないか? 」
「 物価上昇が起きても大丈夫か? 」なども合わせて考えていきます。
もし自分たちだけでライフプランニングをするとなると、「これだったら住宅ローンの予算を下げよう」といったことも起きてしまうかもしれません。
しかし、腕のあるプロのファイナンシャルプランナーとライフプランニングを行えば、その逆のことが起きることも。
ライフプランニングによってリスクを明確化し、根拠を持って住宅ローンを借りる。
これがお客様の“ 安心 ”や“ 自信 ”につながり、多くの方は夢を実現するために前向きな働き方や家計の管理方法などを考えはじめます。
すると、結果的に住宅ローンの金額や家の予算があがることも多々あるのです。
■ ますます高まる重要性
「この理想の暮らしをするために、しっかり家計管理していきます。」
「扶養の範囲内で働こうと漠然と思っていましたが、この理想の家を実現できるなら、働き方の選択肢を考えたいと思いました。」
ライフプランニングを通して、このような声がお客様から挙がることは珍しいことではありません。
先行きの見えない時代に、お客様にしっかり安心を届けられるライフプランニング。
これを通して前向きに住宅購入を選択されたお客様は、満足度がとても高くなります。結果、クチコミや紹介にも繋がっていくことでしょう。
そして、専属のファイナンシャルプランナーを通して定期的に繋がりを持つことで、リフォームをしたい時にもまたリピーターになってくれる可能性も高まります。
ファイナンシャルプランナーにこうした部分を依頼することで、わたしたちハウスメーカーや工務店も、本業にしっかりと注力することができるのです。
セルコホームには、優秀なFPが複数在籍しています。
支店によってはシミュレーション相談会なども開催し、集客や営業にも繋がっています。
FPとイベントなどを開催したいと考えている方や、住宅資金相談会、個別相談などを検討している方、お気軽にセルコホームまでお声がけください。
加盟店からのご依頼には個別相談も承れますので、少しでも気になる方はお気軽に資料請求をご依頼下さい。
こうした情報が、御社のビジネスのヒントに繋がれば幸いです。
(以上、セルコホーム店舗開発メールマガジンより抜粋)
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