「マグニチュード効果とは?」
セルコホーム店舗開発部メールマガジンよりご紹介!
今回はお金のコラムです。
知っておくと便利!
「マグニチュード効果とは?」
についてお届けします。
■ 「その金額なら買えるかも」
家や車、冷蔵庫やエアコン、洗濯機。
こうした「大きな買い物」は、一括払いだと高いと感じてしまいます。
しかし「月々8万円」「月々1万円」などの分割払いだと、急に安く感じたりしませんか?
そして、「自分にも払えそうだな」「私も購入できる」という考え方に変化します。
このように、金額の大小によって人の心理や選択が変わることを、行動経済学の用語で「マグニチュード効果」といいます。
■ 行動経済学とは?
行動経済学とは、簡単に言えば「心理学をプラスした経済の話」です。
このメカニズムを応用すると、売上アップにつながります。
例えば、「200円よりも198円のほうが売れる」というのは「端数効果」といわれる行動経済学の一つです。
「商品構成を松竹梅にすると、真ん中の竹が一番売れる」という「松竹梅効果」も同じ。
大手スーパーやコンビニには、こうした行動経済学がたくさん散りばめられています。
ではこの行動経済学の「マグニチュード効果」を、「家を購入する場面」ではどう活かしたらよいでしょうか?
■ 1ヶ月あたり●●●円
例えば、「書斎をつくりたいが、迷っている」というお話があった場合。
仮にこの予算が200万円だとしたら、「毎月いくらになるのか?」を出してあげるのも良いでしょう。
【左】セルコホーム函館・【右】セルコホーム金沢
例えば200万円を住宅ローンに上乗せすると、月々の返済は約5600円増えることになります。
※借入期間35年、金利1%(全期間固定)で計算した場合
つまり「毎月5600円で、理想の書斎が手に入る」ということですね。
「200万円」と「毎月5600円」と提示されるのでは、印象が変わるのではないでしょうか。
さらに、5600円を30日で割ると、186.7円。
「1日あたり186.7円で、書斎のある生活がおくれます。」という話もできるかもしれません。
これが「マグニチュード効果」を応用した営業方法です。
■ FPに営業を外注できる?
「このような提案をしたいけれど、現場では難しい・・・」という場合には、FP(ファイナンシャルプランナー)による住宅資金相談がおすすめです。
以前のメールマガジンでもお伝えしましたが、腕の良いFPであれば、「結果的にお客様の家の予算があがる」ということが起きます。
FPによる住宅資金相談は、工務店やハウスメーカーにとって「営業活動の外注」にもなるのです。
セルコホームでは、全国に、腕の立つFP(ファイナンシャルプランナー)のご紹介などもしております。
一流のFPを探している、一緒にセミナーやイベントでコラボをしたい、興味があるという方は、お気軽にメールにご返信をいただければ嬉しいです。
いかがでしたか?
店舗開発部ではこのようなメールマガジンを週に1度、お届けしています。
こうしたお話が、ビジネスのヒントにつながれば嬉しいです。
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