【セルコラム】築30年でも、まだまだ築浅?!2×4の家は、とっても長持ち!
- 2025.02.10
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こんにちは、セルコホームBP(ビジネスパートナー)本部、店舗開発担当です。
今回は、「 ツーバイフォー住宅 」についての話をお届けします。
セルコホームがカナダ輸入住宅を発売した当初は、
日本古来の建築工法ではないから「 ツーバイフォーの家は、日本では長持ちしない! 」と言われていました。
これは誤解で、みなさんが知っているような有名な建物も、実はツーバイフォーなのです。
その一つが、札幌観光の定番の『 札幌時計台 』、実はツーバイフォー工法の建物なのです。
『 札幌時計台 』がいつ建築された建物かご存じでしょうか?
なんと!明治11年(1878年)です!
現時点で建築されてから100年以上が経過しているのに、いまだに美しい姿を残しているなんて驚きですね。
こちらは、登録有形文化財(建造物)に登録されている『 冨永家住宅主屋 』です。
こちらは兵庫県に現存する建物で、大正14年(1925年)頃の建築と言われています。
完成後すぐに北但馬地震に遭遇し、その後も室戸台風、阪神大水害、ジェーン台風など多くの災害に遭遇。
阪神淡路大震災の折には、冨永邸が建つ神戸市東灘区は被害が大きかったにもかかわらず、冨永邸はほぼ無傷でした。
災害は決して良い事ではありませんが、図らずもツーバイフォー工法の耐久性を示すことになりました。
大正元年(1912年)ころの建築と言われています『 旧木下家別邸 』です。
現存する「 日本最古のツーバイフォー住宅 」と言われており、国登録有形文化財(建築物)に登録され、景観法に基づく「 景観重要建造物 」にも指定されています。現在では神奈川県大磯町が所有しており、歴史的建造物として保存されています。
こちらも関東大震災を経験しておりますが、倒壊することなく100年以上が経過しています。
こういった事例があるにも関わらず、なぜツーバイフォー工法の建物が日本で長持ちしないと言われていたのか?
セルコホーム横浜 立川モデルハウス
原因の1つとして、ツーバイフォー工法のオープン化が1974年と比較的新しいという事が挙げられるかと思います。
日本の木造建築で主流となっている在来工法(木造軸組工法)と比較すると歴史的に浅いと思われており、実際には明治時代から輸入住宅建築はされていたのですが、オープン工法とされるまでは長い時間がかかりました。
もう1つ、日本におけるツーバイフォー住宅のシェア率も原因と考えられるかもしれません。
日本の新設着工戸数におけるツーバイフォー住宅のシェア率が、約12.2%(2022年時点)。
実際に建築される建物の中ではツーバイフォー住宅はおおよそ9戸に1戸の割合ですので、なかなか知る機会がないかもしれませんね。
更に建てる“造り手”側からしたら、もっと知る機会は少ないかもしれません。
セルコホーム大阪 箕面モデルハウス
セルコホームは、カナダ輸入住宅を初めて30年。
実は、実際に本場カナダでは築30年では、「 築浅 」と呼ばれるぐらいなんです。
弊社で最初に建てた家ですら、カナダの住宅からしたらまだまだ「 若い家 」なんて、驚きですね。いかにツーバイフォーの住宅が長持ちで、さらに、長く愛されている建物であるかが分かります。
ツーバイフォー工法がオープン化されて50年。
これから耐久性を証明してくれる建物が増えてくるはずです。是非、これからのツーバイフォー住宅にご注目いただき、興味を持ってもらえたら嬉しいです。
セルコホームは、カナダの過酷な自然環境でも快適に過ごせる輸入住宅を、日本という様々な自然災害で耐え抜く強い家として進化させました。
美しさと、機能性、快適性を兼ね備えた「 住み心地のよい家 」がセルコホームのツーバイフォー住宅です。
セルコホームでは、全国で加盟店を募集しております。ご興味のある方は、ビジネスパートナー本部店舗開発HP、または、お気軽に資料請求をご依頼下さい。
こうした情報が、御社のビジネスのヒントに繋がれば幸いです。
(以上、セルコホーム店舗開発メールマガジンより抜粋)
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