【経営のコラム】今すぐできる!SNS運用をラクにするAI活用術
- 2024.10.14
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こんにちは、セルコホームBP(ビジネスパートナー)本部、店舗開発担当です。
本日は経営に役立つお話をお届けします。
皆さんは AI を仕事に利用されていますか?
今回は、SNS運用などに最適な、「 対話型AI 」の具体的な使い方についてお伝えしていきます。
■ 対話型AIのススメ
日々の業務として「 SNS運用 」が増えてきている昨今。
SNSは大事な広報活動と理解してはいるものの、短期的な売上を出せるものではないことから、つい後回しにしてしまうことも多いもの。
また、ネタ探しやコンテンツ作りは意外に時間がかかります。
こうした広報活動に、十分な時間や人材を投資できないとお悩みの企業も多いのではないでしょうか?
そこで活躍するのが「 対話型AI 」です。
具体的には OpenAI という会社の「 ChatGPT 」、マイクロソフト社 の「 Bing AI Chat 」、そしてグーグル社 の「 Bard 」などがそれにあたります。
こうしたツールを補助的に使うことで、短時間で品質の良いアウトプットが可能になります。
今回は、その中でも「 ChatGPT 」を使った事例をもとに、具体的な方法をご紹介していきます。
■ クリエイティブに強いAI
目覚ましい進化を遂げているAI。自分には関係ないと思いがちですが、 対話型のAI はとても便利に使えます。これらは私たち人間が文章を打ち込むと答えてくれるツールです。
「 ファクトチェックが必要な内容 」にはまだまだ不向きなのですが、クリエイティブなアイディア出しに使うのはとても適しているのです。
例えば以下のような質問をするのがおすすめです。
・ セミナーのアイディアを考えて
・ キャッチコピーを考えて
・ 新事業の名前を考えて
わずか数分で多角的で幅広い答えが返ってきます。
では実際の事例を見てみましょう。
こうした問いをAIに投げかけます。
「 あなたは仙台市にある工務店です。
一般のお客様に対して住宅ローンセミナーを開催します。
タイトルを3個考えてください。 」
実際のAIの答えはこちらでした。
仙台市にある工務店として、一般のお客様向けに住宅ローンセミナーを開催する際のタイトルを3つ提案します。
1、仙台での夢のマイホーム!住宅ローンのすべてを解説
仙台市特有の住宅市場の動向や、住宅ローンの基本から応用までの幅広い内容をカバーするセミナー。
2、はじめての住宅ローン! 仙台市での家を持つ第一歩
住宅ローンを初めて利用する方や、家を持つことをこれから検討している方をターゲットにしたセミナー。
3、仙台市の補助金活用ガイド: 住宅ローンとの組み合わせテクニック
仙台市の住宅に関連する補助金や助成制度を最大限に活用する方法を中心に解説するセミナー。
これらのタイトルを活用し、仙台市の一般のお客様に有益な情報を提供することで、工務店としての信頼性やサービスの魅力を伝えることができるでしょう。
以上、AIの答えはいかがでしたでしょうか?
これがわずか 1分程度でのアウトプット です。
対話型AIなので、「もっと女性向けにして」「シニア向けにして」「この内容でタイムテーブルを作って」と依頼すれば、それも即座に答えが返ってきます。
これは、「 最初の第一歩がなかなか踏み出せない 」「 最初のアイディアがなかなか作れない 」という方にぴったり。
出てきたアウトプットを自社流にカスタマイズするだけで、素晴らしい内容を短時間で作ることが可能です。
■ ネタ出し、コンテンツ作りに最適!
次は、これをどうSNSに活用したら良いのか?についてご紹介いたします。
SNSでもっとも時間を要するのは、発信するコンテンツの準備といえるでしょう。
そういった時に使えるのが AI です。
例えばこのように質問してみます。
「 あなたは埼玉県にある地域密着型の工務店です。
Instagramのネタを5個、表にして出してください。 」
すると、以下のような表がアウトプットされます。
これがわずか1分以内で出てくるのが驚きですね。
この表の1番にある「 埼玉の風景と家 」を投稿したいと思ったら、次はこのようにAIに指示します。
「 埼玉の風景と家、という内容で構成とキャプションを考えて 」
すると、このような答えをくれるのです。
埼玉の風景と家を組み合わせたInstagramの投稿アイディアを以下に提案します。
構成:
写真1枚目:
埼玉の代表的な風景(例:浦和の歴史的建築や秩父の自然風景)を背景に、前景には当工務店の手掛けた住宅の外観をキャッチーに捉えたショット。
写真2枚目:
その家の内部の写真。特にアピールポイントとなる部屋やデザインを中心に。
写真3枚目:
その地域の風景のクローズアップ。例:秩父の紅葉や川越の古い町並みなど。
キャプション:
「埼玉の風土と歴史を感じながら、最先端の住まいを実現。当工務店は埼玉の魅力を最大限に生かした家づくりを心掛けています。この美しい景色の中で、あなたの理想の住まいを一緒に叶えませんか? #埼玉の家 #埼玉風景 #地域密着 #工務店」
いかがでしょうか?
ここまで具体的な指示があれば、あとは自社流のカスタマイズを加えて改善するだけです。
このように、AIはネタ出し、コンテンツ作りにぴったりの相棒です。
こうした相棒がいると、SNS運用のハードルがグッと下がるのではないでしょうか?
■ AIに依頼する時のポイントは
今回はChat GPTというAIを使った事例をご紹介いたしました。
このAIを上手に使うポイントを3つご紹介いたします。
1、役割を伝える
「あなたはライターです」「あなたは広報です」「あなたはコンサルタントです」などと役割をAIに伝えてから依頼をすると、精度の高い情報を引き出せます。
2、具体的な数字を入れたり、制限を伝える
「Instagram用に書いて」「3個考えて」「箇条書きにして」などと、具体的に数字を伝えたり、制限を伝えるとわかりやすいアウトプットになります。
3、何に使うのか目的を伝える
「家を購入する予定の30代の夫婦が読む内容にして」「定年前にリフォームをしたくなるような文章にして」などと目的を伝えると、角度の高い答えが返ってきます。
こちらのChat GPTは無料版と有料版があり、有料版は月20ドル(約3,000円)となります。人件費で考えると、非常に費用対効果の良い投資となることでしょう。
まずは無料版で、ぜひ試してみていただければと思います。
さて、今回の内容はいかがでしたでしょうか?
さて、こうした経営の話をきっかけに「売上を上げて、利益を残す仕組みを整えたい」「経営を最適化したい」「人手不足の解決法を知りたい」という企業が増えています。
少しでも気になる企業の方は、お気軽に資料請求をご依頼下さい。
こうした情報が、御社のビジネスのヒントに繋がれば幸いです。
(以上、セルコホーム店舗開発メールマガジンより抜粋)
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