【経営コラム】「いえづくり」から「まちづくり」へ

こんにちは、セルコホームBP(ビジネスパートナー)本部、店舗開発担当です。
本日は、経営に役立つコラムをお届けします。
人口減により、市場縮小の危機にある住宅マーケット。
そんな中、注目されているのが住宅工務店による「まちづくり」です。
今回はそんな「まちづくり」をテーマにお届けします。
■「まちづくり」とは?
少子高齢化がどんどん進み、古い商店街はシャッター街に。
日本の人口減少は、住宅産業にとって大きなインパクトとなり、「過疎化」は待ったなしの状態です。
もとより街が魅力的でなければ、家を建てたいと思う人は少ないでしょう。
そこで「まちづくり」に乗り出す工務店が増えています。
「まちづくり」とは、「身近な居住環境を改善」し、「地域の魅力や活力を高める」こと。
「住みたい!」と思われるようなまちをつくるためには、共有財産としての景観、街並みをみんなで守り育てようとする姿勢が必要になります。
空き家や空き店舗をリノベーションし、若い世帯に安く貸し出し、定住やまちの活性化を促す「まちづくり」も増えています。
これからの工務店の「まちづくり」は、お客様が住んだあと、「どんな素敵な暮らし方をするのか」まで想像することが求められてくるでしょう。
■ 「まちづくり」の企業事例
工務店によるまちづくりの事例を2つご紹介します。
住宅展示場の一部をカフェスペースとして開放している工務店。
店内のインテリアコーディネート含めて自社の住宅の世界観を訴求することができ、初期投資も少なくて済むのがメリットです。
単体で収益を上げるのは難しいものの、見込み顧客を創出するという面ではコストパフォーマンスの高い副事業といえるでしょう。
店内にはキッズスペースを設け、ベビーカーでも入店しやすい広さを確保。子育て世帯にも嬉しい施設となっています。
次に紹介するのは、長野県にある小さな工務店です。
中心市街地で空き店舗となっていた、築50年余りの施設をリノベーション。新たにテナント施設として再生させました。
さらに施設を借り上げ、自社直営の「古道具屋」を営みながら、デザイン事務所、パン屋にサブリースしているといいます。
このように、「大好きな地元を元気にしたい」という思いから、まちづくりに乗り出す工務店が増えています。
これは、工務店やハウスメーカーである私たちにしかできない強みではないでしょうか。
■セルコホームの事例
セルコホームも「まちづくり」を意識した取り組みを進めています。
今年3月には「-移住支援・建築支援-移住マッチングセミナー」を開催。全国の加盟エリア毎の個別相談や、移住実例紹介、移住相談など、当日は多くの人で賑わいました。
セルコホーム分譲地
また、環境に優しい木材を活用した「木造非住宅」の分野にも力を入れ、全国に展開中です。
「街のシンボル」となるような高いデザイン性と、環境負荷の少ない自然の恵みを活かした木造建築で、ぬくもりある「まちづくり」に貢献しています。
その一例が、宮城県に建設された「ゆりあげ港朝市メイプル館」。
オープニングイベントでは、地域の住民の皆さまにも多数ご来場いただき、地域に根差した交流の場として新たな一歩を踏み出しました。
ゆりあげ港朝市メイプル館(宮城県)
オープニングイベント
ゆりあげ港朝市メイプル館(宮城県)
内観
このほかにも、木造非住宅の施工事例としては、事務所・幼稚園・保育園・高齢者福祉施設・倉庫など、民間・官公庁問わずに、幅広い用途や規模に対応しています。
東藤原駅(三重県)
駅舎
東藤原駅(三重県)
改札
セルコホームでは、全国の各加盟店の「まちづくり」を応援できるような充実したサポート体制をご用意しています。
豊富な実績とノウハウを活かし、設計から施工、販促支援に至るまで、安心して取り組める環境を整えています。
(以上、セルコホーム店舗開発メールマガジンより抜粋)
このようなセルコホームの取組みについて、もっと知りたいという方は、お気軽にセルコホームまでご連絡をください。
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